東北大学
山田研究室

未踏スケールデータアナリティクスセンター
情報科学研究科

研究室の成り立ち

本研究室は東北大学の未踏スケールデータアナリティクスセンターの構成員である山田和範が運営する研究室です.場所は青葉山キャンパスに位置します.

未踏スケールデータアナリティクスセンターは教育組織ではありません.未踏スケールデータとはサイズ,スピード,分解能,多様性において,従来のスケールを遥かに凌駕するデータのことで,我々はこれをデータ科学的に処理する新たな技術の研究開発を行っています.

それらの技術を社会に浸透させることはひとつのミッションであり,そのため,大学院組織である情報科学研究科に先端応用データ科学という講座を設置し,教育活動を行っています.情報科学研究科における講座は,同じく未踏スケールデータアナリティクスセンターの志賀研究室と共同で運営しています.

研究していること

データ科学,特に,人工知能に関わる研究をしています.人工知能分野以外の研究者と共同研究をする際には人工知能を作る研究をすることもありますが,主には人工知能を作るための技術を開発する研究に取り組んでいます.特に以下に示す3個の研究をしています.どれも異なるようで実は共通した研究です.

  • 人工意識の研究
  • 文字列処理の研究
  • ゲームやエンターテイメントに関する研究

最初の人工意識の研究では,アトムとかドラえもんのような心を持ち,人に寄り添うような人工知能を作るための要素技術を作りたいと思っています.ふたつ目の研究では,生物学的文字列を含む,文字列を処理する人工知能に関する研究をしています.これも人工知能を作るというよりは人工知能を作るための技術の開発を行っています.最後の研究に関しては,ゲームを解く人工知能を構築するための技術やゲーム内で動く人工知能に興味を持っています.

イラストについて

このウェブサイトにあるイラストは以前の所属組織で同僚であったウェブデザイナーの神孝太さんによるものです.人工知能と人類の共存というキーワードをテーマに仕上げていただけました.